アイカツ

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

「アイカツ!」というタイトルにしましたが、女の子に人気のカードゲームのことではありません。

少し前の事になってしまいますが、活法整体の復習会にいってまいりました。

今回は、基礎編(腰背編・頚肩腕編・下肢編)を全て修了した方を対象にした総復習会です。

総復習会には、毎回ちょっとしたおまけがあります。

前回の入門総復習会では、柔術の体験会でした。

今回は、「喝(かつ)」の世界です。

いわゆる「エイッ!」と気合を入れている技を3つ紹介して頂きました。

・股喝

・電光の喝

・背喝

どんな技なのかはご想像にお任せします。

一発勝負の技なので、なかなか緊張感が漂ります。

遠慮したり恥ずかしがって、気合注入がないと効果が薄れる(!?)のも興味深いところ。

皆さん、面白がって練習していました。

「みんな、好きだね~」と思いながら、私もすっかり、喝のとりことなってしまいました。

そんな訳で、「愛喝(アイカツ)」と、相なりました。

お後がよろしいようで。

月刊「秘伝」に碓井流活法が紹介されました

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

私が所属している「活法研究会」が取材協力をしまして、武道・武術の秘伝を紹介している雑誌「秘伝」に碓井流活法登場しました。この件については、活法研究会を通じて知ってはいたのですが、碓井先生がどんな風に紹介されているのかちょっと心配でした。

 

一読してそんな心配は杞憂に終わり、碓井先生や活法の魅力が上手に伝えられていました。活法研究会も記事をしっかりとチェックされていたと思います。怪しい感じに紹介されていたら残念ですから。

 

 

碓井先生からよく聞くセリフも紹介されていました。

 

 

「即効性のある技は余興として見せるけど、人間の身体ってそんなもんじゃないだろう。神様みたいなやり方は嫌い。治療ってもっと泥臭いもんだよ!」

 

私が活法に出会ったのが、4年前。

 

まだまだ修業が足りませんが、それでも自分の施術に「活法整体」や活法の理論を取り入れた「整動鍼法」が加わったことで、大きな変化が出てきたのは間違いありません。どんな変化が出たというは、なかなかうまく説明できず、ましてや一言で言えば・・・なんて言うこともできません。

 

碓井先生は、この雑誌の中でいつものお話をされていました。

 

「本当にうまくなるためには反復練習しかない。実践の場で心配を繰り返して完成していくものだよ」、と。

 

ずっと前に碓井先生に質問したことがあります。

 

「先生がこれから目指すもの。治療の完成形はなんですか?」

 

 

答えは、ひ・み・つ・・・・

 

 

きっと完成というは、死ぬまでないだろうなと思いつつ、臨床にて、そして活法研究会の仲間たちと一緒に、技術の向上をしていきたいと思っております。

  
 
 
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2015年4月30日 | カテゴリー : 活法, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

活法整体の復習会&柔術練習会

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

活法(整体)の復習会に参加してきました。

2014年の7月にも同じ内容をうけてきました。こちら

今回のお目当ては、柔術練習会!!

柔術練習会も2回目なのですが、前回は肋骨を負傷していて、不完全燃焼でした。

ですから、今回は楽しみにしていました。

整体のセミナーなのに、何で柔術の練習?!と思う方もいるかもしれません。

柔術の師範のブログをご紹介します。治療家が読んでも、とても面白いんです。

40歳から始める八光流柔術。「あんころ猫の手」。

柔術の稽古といっても、相手を絞めつけたり、痛みつけたりといったものではありません。

主に「力を抜く」という稽古をしました。

力を抜くってとても大事なのですが、とても難しいのです。

しかも、相手に触れて力を抜くとなるとなおさらなのです。

でも、この脱力が治療する人間には、とっても大切だと思っています。

私も日ごろから意識はしているんですが、まだまだと思わされました。

でも、身体の使い方・感じ方のヒントをたくさんいただきました。

柔術練習会を終了した後に、活法整体の練習をしましたが、

触れ方がやさしくなり、レベルがあがったように思いました。

たぶん、死ぬまで技が完成することはないでしょうが、

技の追求はこれからもしていきたいと思います。

理想は、すごい爺さんになることです。

ヨボヨボに見えても、活法でサクッと治療して、患者さんから驚きの目で見られて

私は微笑んでいる・・・っていう姿です。

こういうのがカッコいいなと私は思っています。

スポーツがうまくなる方法

はりきゅうマッサージシーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

40代の男性。ここ1年くらいで体が動かなくなってきたというのがお悩み。

具体的なことを聞くと、ストレス解消でゴルフの打ちっぱなしに行くらしいのですが、

どうやら飛距離が年々伸びなくなっている感じがするということを聞きました。

あとは、左肩を挙げると少し痛みがあり、四十肩かな~ということでした。

鍼灸はもちろんのこと、マッサージや整体も全く初めてで、

奥様から「治療院にいってみたら」と勧められて、WEBで当院を見つけたようです。

ですので、「何もわからないのでお任せします」という感じでした。

今回は、「体の動きを良くする」というテーマで施術を行いました。

技術的には、活法整体と筋膜リリースを主に用いました。

左肩は、ふくらはぎが何だか怪しい感じでした。

ふくらはぎを施術したら、左肩の動きがよくなりました。ご本人もびっくり!!

あとは、ゴルフの動きに関係する筋肉や関節を調整。

時間的には、30分程度でしょうか。

確実に動きはよくなりましたが、ゴルフのフルスイングはその場では分かりませんでした。

2日後にラウンドするとのことなので、色々と確認してくださいと言って終了。

3週間後にメールで予約が入りました。

今回は練習のし過ぎで、腕が痛いとのことでした。

来院していただき、この3週間の経過を聞いていると、

「実は久しぶりにベストスコアが出たんですよ~!」との報告を頂きました。

88から一気に3つも縮めて、85になったというのです。

スイングがすごくスムースになったということも実感したようです。

ゴルフのスコアは、いろんな要因が絡んでいますので、

動きがよくなったからといって、それが直接スコアに直結するわけではありません。

しかし、「先生のおかげです!」と言って頂きましたので、少しはお役に立てたかなと思います。

スポーツをする人によくお話しするのですが、技術練習ばかりしても

体がついていかなければ、その技術は身につかないと思いませんか??ということです。

体を動きやすくなると、今まで出来なかった技術があっさりとできちゃうということはよくあるのです。

ですから、よい成績を出したい、うまくなりたいと思っていて、練習しているが、

伸び悩んでいるという方は、ちょっと視点を変えてみてください。

練習量を増やしたり練習メニューを変えるのではなく、

体の動きが楽にできているかというところに注目してみるとおもろしい結果がでるかもしれません。

治療院は、痛みを改善してくれるところ、疲れを楽にしてくれるところ、

と思っている方が多いのと思うのですが、こういった治療院活用方法もあるのです。

活法整体仲間で、テニスのサーブで施術前後の変化を記録して、動画にアップした先生がおります。

ぜひ見てください。

テニスもゴルフも同じです。他のスポーツも同じです。

そして、楽器の演奏がうまくなったり、声が良く出るようになったりもするのです。

側弯症

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

60代女性。当初、腰が痛いということで来院されたのですが、

自分が側弯症ということに気づいていませんでした。

友人からの指摘や鏡を見て、体がゆがんでいるなとは思っていたようです。

脊椎の専門医がいる病院が近くにありましたので、受診をすすめました。

そこで、「脊椎側弯症」と初めて診断を受けました。

病院では、治療は行われず、経過観察のみです。

大人の側弯症は、ほとんど進行しないようです。

腰痛以外にも、肩痛、ばね指、呼吸が詰まる感じがするなど色々な症状がありました。

これらの原因が、脊椎側弯症から来るものなのかどうかは難しいところですが、

とりあえず何回か治療をしてみましょう!ということで治療を開始しました。

腰痛に関しては、施術をすると少し改善しました。

動きの左右差が見られたので、その差を小さくするような施術を行いました。

3か月くらいしたら、姿勢にも変化が見られるようになりました。

村田さん

     治療後(3か月後)               治療前

初診からもうすぐ1年たちます。現在は、2週間に1回のペースで来院されています。

専門病院にも定期的に診察を受けて頂いております。

私は、脊椎側弯症の治療をしているつもりはありませんし、治せるとも思っておりません。

それは、ご本人にも伝えております。

治療を続けなくても、側弯症は進行しないでしょう。

しかし、治療をすると、体が変化するのを感じてくれているので、

私の治療を継続して受けてくれています。

脊椎側弯症は、難しい病気だと重々承知しております。

最初は、手は出さない方がよいかとも思いましたが、

自分ができる範囲のことをさせていただいています。

いつまで、どこまで治療を続けるのかは、非常に難しいところですが、

ご本人と相談しながら決めていきたいと思います。

活法整体学校

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

先日、活法整体学校の講師補佐をしてきました。

 

 

活法については、こちら

 

 

簡単に言うと、古来より伝わる古武術医方です。その中に整体療法があり、私も治療に取り入れております。

 

 

「活法」で検索すると、色々な団体がありますが、私は鍼灸師を対象にした「活法研究会」で勉強しております。

 

 

鍼灸師以外の方にも活法をお伝えしようという主旨で開催されたのが「活法整体学校」です。今回が第1回目です。プレセミナーという形で行われ、活法研究会の会員である私が講師補助としてサポートさせていただきました。

 

 

参加者は少なかったのですが、その分、濃密な練習ができました。活法研究会は、にコーチングにこだわっているので、目線とか手の触れ方とか言葉のかけ方とか、かなり細かいところまでシビアにアドバイスします。見て真似ろ!ではありません。

 

 

団体名が「研究会」だけに、技がどうやったら上手にかかるか、細かいところまで分析しているのです。

 

 

私も受講生に技をかけて、何かを感じてもらいますし、受講生の技を私が受けて、そのフィードバックをします。

 

 

しかも、講師陣が3人もいるので、それぞれの技の感覚やアドバイスを受けることができます。それを何度も何度も行いました。

 

 

手技療法を普段からされている経験豊富な先生ばかりでしたので、最初は苦労していましたが、一度コツをつかむと、かなりいい感じになっていました。

 

 

今回参加された方で、そのDVDを見てから参加を決めた先生がおられましが、感想を聞くと、「見るのとやるのとでは全く違う」とのこと。

 

 

活法に限らず、治療系のDVDに関してはすべてに言えることだと思うのですが、やはり人に教わらなければ、本質は分からないと思います。

 

 

活法研究会も、最初は少人数でした。しかし、気づいたら、今はあっという間に定員が埋まってしまう人気のセミナーになりました。

 

 

活法整体学校は、すべての手技療法家を対象としています。何かもう一つ武器を身につけたいという方は、チャンスかもしれません。

 

 

来年の活法整体学校のスケジュールは、まだ調整中のようですが、近いうちに活法研究会のHPにて発表されるかと思います。

 

 

これが今年の最後のブログになりそうです。一年間ありがとうございました。

 

 

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

2013年12月30日 | カテゴリー : 活法, 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso