【JMOOC】しあわせに生きるための心理学 ~アドラー心理学入門~

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

最近、JMOOCでいくつかの講座を受けました。JMOOCは、簡単に言えば「インターネット上の無料講座」です。

 

 

アドラー心理学のお勉強をしました。「嫌われる勇気」という本が大ベストセラーになり、大注目を浴びている「アドラー心理学」。私も2年前くらいからアドラー心理学の勉強を始めまして、実はかなりはまっております。WEBサイトの自己紹介のところにも小さく書いておりますが、日本アドラー心理学会の会員にもなってしまいました。

 

 

アドラー心理学って、「思想」がある唯一の心理学なのです。

 

 

思想的な特徴としては、

 

1・他者を支配しないで生きる決心をすること

2.他者に関心を持って相手を援助しようとすること

 

 

心理学というと、相手の心を読んだり、相手を自分の思うように操作したりというイメージがありましたし、そういった類の本を何冊も読みましたが、どうも私にはしっくりと来なかったのです。アドラー心理学にはそういったテクニックはなく、とても心理学とは思えませんでした。私はこのアドラーの思想に共感をしたのだと思います。アドラー心理学についは、そのうち別に記事として書きたいと思っています。

 

 

実は昨年にJMOOCでアドラー心理学入門を受講しております。ブログに書こう書こうと思っていたらすっかり忘れてしまい、そうしたら5月に同じ講座が開かれたことを知り再受講しました。

 

 

この講座の参考文献として、「アドラー”実践”講義 幸せに生きる」が紹介されています。

 

 

アドラー“実践"講義 幸せに生きる (知の扉)

 

 

「嫌われる勇気」はとても面白く書かれており読みやすいですが、アドラーの一部分を抜き出して書いているにすぎませんので、アドラー心理学を勘違いしてしまう可能性があります。参考文献の本は、アドラー心理学の基本原則がしっかりと書かれており、とてもおすすめです。人気の講座のようですし、またそのうち開講されるのではないかと思いますよ。

 

 

昨年の修了証

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今回の修了証

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そしてアドラーと言えば「子育て」です。

 

 

「パセージ」というアドラー心理学に基づく育児学習コースは、子育てをしていくうえでの悩みごとがある方や、より育児を楽しいものにしたい方への親子関係のプログラムです。

 

 

私も昨年の秋に「パセージ」を受けました!

 

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とても勉強になり、自分の子育てのやり方を見直すきっかけになりました。ぜひ皆さんに紹介したいと思っているので、いつか記事としてまとめたいと思っています。

整動鍼 基礎取穴復習編

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

整動鍼の取穴復習セミナーに参加してきました。今回は、整動鍼セミナーの脊柱編、四肢編、腹背編と活法1日体験セミナーの上半身と下半身編にあるすべてのツボの取り方の復習です。

 

 

鍼のセミナーなのに、鍼は1本も使わず、丸1日半ひたすらツボを探すというかなりマニアックな内容。それでも西は広島から北は札幌まで全国津々浦々から、整動鍼というまだ産声をあげたばかりの治療術を習得したいと思う鍼灸師が集まってきました。

 

 

今回集まった先生方は、「先生、超ゴッドハンド!!」と患者さんに叫ばせてしまうくらいの高い効果を整動鍼で出す一方、整動鍼独特のツボを見つけるのに苦労したり、思うような効果が連続してでなかったりという苦い経験もしているのではないかと思います。

 

 

私がそうです。しかし、整動鍼のポテンシャルを知っているから、絶対に習得したいと思うのです。

 

従来の鍼灸術は、名人芸と言われることもあり、同じツボに同じように鍼をしても、同じような効果をだすのはなかなか難しいということが多かったりします。ですから、長い修行期間が必要という考え方もあります。

 

 

しかし、整動鍼は比較的短期間で習得できると言われています。まず、整動鍼で扱うツボの効果がはっきりとしています。例えば、顔を左に倒したら、右側の首が突っ張っていたい場合は○○というツボ、といった具合です。整動鍼をした後で動きが変化するので、上手くできたかどうかですぐ確認することができます。きちんと鍼をツボに当てれば、初心者でもベテランでも同じ効果がでるということです。

 

 

また、ツボを何となくの感覚で探すのではなく、ちゃんとした物体として探します。ですから、訓練がしやすく、練習を積めば見つける事ができるようになります。

 

 

実績で証明してくれているのが、「はりきゅうルーム カポス」の存在でしょう。開業して数年しかたってないのに、すでにスタッフが4名いて、全員が整動鍼の創始者である栗原先生と同じ治療効果を出しています。今では予約を取るのも難しい人気の治療院に成長しています。

 

 

10年も鍼灸師の仕事をして、今さらツボを取る練習をしてるのですか?と言われてしまいそうですが、整動鍼の効果をだすためには、正確にツボを取る必要があるのです。鍼灸師がツボをどう探すのか?という話になると長くなってしまうので、ここでは書きませんが、整動鍼で扱っているツボは、私が従来行ってきた探し方では見つけることができません。

 

 

そして、整動鍼特有のツボもあるので、10年の選手でも基本から学ぶ必要があるのです。つぼを探し当てるのは一苦労ですが、私にとってはお宝探しと同じイメージです。このお宝(つぼ)は、人を幸せにします。

 

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ただし、「ぜったい見つけてやる~」と力んでは見つけられまん。こつは伝授して頂きましたので、あとは訓練あるのみです!!

 

第38回不妊カウンセラー養成講座

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

不妊カウンセラー養成講座もこれで4回目となりました。

 

 

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以前は、講座の内容が難しくて分からないことも多かったのですが、

知識や経験を重ねてきたためか、理解度が上がってきたように思いました。

 

今回の講座のプログラムと簡単な感想です。

 

「不妊カップルの支援に必要な知識-その3:染色体と遺伝子について」

→着床前診断を理解する上で最低限の基礎知識をお勉強しました。

遺伝子関連のお話はなかなか難しいですが、遺伝子検査も普及しつつあるので、

個人的には改めて基礎から勉強したいと思いました。

 

「改めてCOH(排卵誘発法)-IUI(人工授精)の意義を考える」

→日本はARTが多すぎるとの提言。

こちらの病院は一般不妊治療でも、良い成績をだしておられました。

妊娠・出産するにあたって、まず女性の体を良い状態にすることがやはり大切だと思いました。

 

「子宮卵管造影検査からみえること」

→検査の意義や方法を再確認。

たくさんの画像を使って、読影のポイントを説明して頂きました。

 

「不妊カウンセラー/体外受精コーディネーターの役割と展望」

→不妊カウンセラーの資格をとるなら、どのような役割を求められているのかは知っておく必要があるでしょう。

 

「先輩不妊カウンセラー/体外受精コーディネーターに学ぶ」

・病院でカウンセラー
・培養士外来
・中医、漢方相談薬局薬剤師
・鍼灸師
・不妊相談センター

→各現場で活躍されている先輩方の紹介。

鍼灸師が紹介されたのは、不妊治療において鍼灸治療は無視できないほどの勢力であるということだと思います。

漢方の先生が、不妊カウンセラー学会で最新の生殖医療を学べたのは大変有益だったと述べられていたことが印象に残りました。

私も同じことを思っておりました。

 

「ZIKA Virus-不妊カップルは新しい感染症にどう対応すればいいのか」

→感染はブラジルだけではありません。

赤道直下の国(タイとかマレーシアなど)に旅行にいく方は、

厚生労働省厚生労働省検疫所のサイトを参考にして、

感染しない、日本に持ち込まないように気を付けましょう。

 

「カウンセリングの基礎3」

→九州大学の増田先生。話が上手でとても面白い。こういう先生に習いたい。

カウンセリングの難しさを改めて実感。

 

「PGS(着床前診断)とはなにか-生殖と遺伝から考える」

→日本ではまだ認められていませんが、近い将来認可されるでしょう。

価値観が問われますね。たくさん議論してほしいです。

 

「ストレスを緩和する鍼灸」

→原因不明の不妊の半分はストレスが関係あるという報告もあるらしい。

ストレスは避けられない。ストレスから逃げるのではなくどう反応するのか?

リラックスした体は重要。間違いなく鍼灸や整体マッサージは役に立ちますね。

施術家の為のつながる身体のワークショップ

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

いつもとはちょっと毛色の違うセミナーに参加してきました。

 

講師は、八光流柔術の師範である広沢先生。

広沢先生は、鍼灸師の免許もお持ちの方です。

広沢先生との最初の出会いは、活法研究会のセミナ-でした。

活法研究会のスタッフが、広沢先生のブログの内容に共鳴し、ゲストとして招いてくれました。

短時間でしたが、柔術の稽古はとてもおもしろく、その後、広沢先生の本も購入したほどです。

その本には、活法がうまくなるコツがゴロゴロと散りばめられているように私は感じました。

八光流柔術の門下生になることも本気で検討しましたが、諸事情により断念しましたという経緯があります。

久しぶりに広沢先生のブログを見たら、今回のセミナ-の開催を知り、

内容を見たら、今の私が求めていることがそこにあり、

運良くお休みの日と重なっていたので、少し遠かったのですが、迷わず申込みをしました。

 

広沢先生のブログにセミナ-の報告がアップされていますので、

興味のある方は、こちらを読んでいただくのが良いと思います。

・脱力する

・重力を感じる

・相手とつながる

こういうことが大切だと頭では分かっているけれど、実際にはなかなかできません。

今回のセミナーで、何となくですが体験することができました。

活法研究会でたくさんの素晴らしい技術を教えて頂きましたが、

この技術をもっと高めていくには、今回体験したことが大きなヒントになると思います。

はり治療も上手になりそうな予感。。。

今回のセミナ-では、重力をイメージするヒントとして「ロックバランシング」が紹介されました。

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ぜひ見てください。凄いですよ。

影響されて、家に帰ってからこどもとジェンガをやりました!!

2016年5月25日 | カテゴリー : 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

活法整体 応用☆下半身編

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

シーベルズ大磯の治療術の要である活法整体のセミナーに参加してきました。

今回で、活法整体の正式なカリュキラムはこれで最後。

初めての受講は、ちょうど6年前の2010年に行われた入門☆骨盤編でした。

それから4年かけて入門編を3つと基礎編を3つ受けて、

晴れて活法研究会認定の「活法師」となったのでした!!

この先には応用編があるとのことでしたが、カリュキラムの内容は公開されず、

しばらく開催日程も未定のままでした。

そんなこんなしているうちに、活法が鍼灸師の間で広がり始めていきます。

認定活法師も増えて、昨年ようやく応用編第1弾の体幹編が開かれました。

そして、今回の応用☆下半身編が最後となりました。

総勢30名。過去最高の人数ではないでしょうか?!

活法研究会の勢いが感じられます。

感慨深いです。。。

内容はボリュームが多すぎて書ききれませんが、

私にとって一番の大技は、足首のねんざの治療術でした。

足首の骨格調整をするのですが、急性も慢性も対応できます。

鍼やインディバと活法整体を組み合わせたら、びっくりな施術ができそうです。

そして、一番気になるのが「イボ痔」の治療。

活法でイボ痔が治るの!?と、思っていたのですが、

受講生ですでにイボ痔治療の経験者がいらして、

その治療効果を聞いてびっくりしてしまいした。

 

イボ痔の患者さんは、奥様が婦人科の先生で、

治療方法を説明したら、「理に適っている」と言われたそうです。

密かに「イボ痔」でお悩みの方は、ご相談くださいませ。

安心してください。お尻の穴は見ませんし、触れませんから・・・

 

WEBサイトの「活法整体(碓井流活法)」も少しですが、加筆・修正いたしました。

よろしくお願いします。

医療従事者向け糖質制限食セミナー

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

医療従事者向け糖質制限食セミナーに参加してきました。

今回のテーマは、「糖質制限食による糖尿病指導(理論と実践)」です。

第1部 基礎理論編
第2部 栄養指導編
第3部 臨床実践編

の3部構成。

1、3部は江部康二医師で、2部は小室富美子医師が講師でした

江部医師は、糖質制限食の日本の第一人者と言ってよいでしょう。

京都の高雄病院では糖尿病の治療に『糖質制限食』を取り入れております。

また、小室医師は埼玉の小室クリニックで、

6年に渡り糖質制限食の指導を行っておられます。

 

今回のセミナーでは、多くの医師が全国から参加されていました。

数年前までは、医師からは見向きもされなかったようですが、

海外を含めて糖質制限の効果を示す論文が出てきた影響が大きいだと思います。

 

江部先生からは、信頼性の高い論文をたくさん紹介していただきました。

また、小室先生からは、地元で糖質制限食OKのフレンチレストラン、中華レストラン、

パン屋、ケーキ屋、薬局などネットワークを構築されて、

地元の方を巻き込んで活動されている様子を報告されていました。

紀文から発売されている「糖質0g麺」の売り上げが、

この地域だけ非常に高いそうです(笑)。

医者がこれだけの取り組みをしてくれるなんて、地元の患者さんは幸せですね。

 

お土産をたくさん頂きました。

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先ほどの、糖質0g麺もありました。

麺の下にあるのはチョコレートですが、おいしかったですよ。

https://www.toushitsuseigen.com/products/detail94.html

人工甘味料で甘さを出しています。

人工甘味料の健康被害については色々と意見がありますが、

江部医師は問題ない、というご意見だと認識しています。

もちろん、取り過ぎない事が大前提だと思います。

 

糖質制限食については、私も3年くらい取り組んでおります。

血糖値が高い訳ではありませんので、かなり緩い感じではありますが。

それでも続けているのは、それなりのメリットも感じているのです。

そろそろ一度、情報の整理をして、シーベルズスタイルに公開にしたいと思っています。

インディバアクティブ「特別」セミナー

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

インディバアクティブの「特別」セミナーに参加してきました。

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今回のテーマは、「トップアスリートの胸郭、股関節に対するアプローチ」です。

講師は、理学療法士で日本水泳代表チームのサポートも行っている小泉圭介さん。

インディバをしながらエクササイズをすることで、胸郭と股関節の可動性を出す方法を学びました。

 

胸郭についてのお勉強したことを少しご紹介します。

胸を張るような動作はスポーツにとって大切です。

みぞおちを前に出すような動きです。

例えば、ゴルフのスイング。

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この姿勢をみていていると、腰が疲れそうな予感がします。

上体が後ろに倒れてしまって、腰が反っているので、腰に負担がかかっている可能性があるからです。

このようなスイングになってしまう理由はいくつかあるでしょうが、

みずおちの部分をぐっと張ることができないので、

その代わりに背骨全体を後ろに倒してバランスをとっていると考えます。

胸椎の奥にある筋肉や靭帯がガチガチに固くなっているかもしれませんので、

まずそこを緩めて、動きの変化を追っていきます。

しかし、ここを緩めるのって意外と難しいのです。

そこでインディバを使うと簡単に改善することができます。

インディバは、深いところにある筋肉や靭帯にダイレクトにアプローチできることと、

アプローチをしながらエクササイズをすることができます。

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鍼や整体でも同じようなアプローチはできますが、

インディバの温熱や電流刺激による効果は、また一味違うことを実感しました。

久しぶりのインディバアクティブの勉強会でしたが、内容が濃くあっという間の3時間でした。

1日セミナーで良かったくらいですね

 

セミナーの後は、インディバ社で懇親会が開催されました。

せっかくの機会ですので、私も参加させ頂きました。

何と何と会議室でBBQ。ビールサーバーも設置されています。

会社の中にこんな設備があるなんて、すばらしい。

会長がスペインから持って帰ってきたばかりの生ハムもいただきました。

思わず飲み食いに集中して今いました。すごくおいしかったです!!

ありがとうございました。

H27年度アスレティックトレーナー研修会

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

先日、「アスレティックトレーナ連絡会議 関東ブロック研修会」に参加してきました。

JASA-ATの更新研修の義務研修でもあります。

【JASA-ATって何?こちらをご覧ください。】

場所は、横浜市スポーツ医科学センター。日産スタジアム内にあります。

日産スタジアムは、すごい久しぶりに来ました。

でかい!

湘南ベルマーレのBMWスタジアムとは大違いだな~ 😥 

どんなことをお勉強したかというと、

1.神奈川県トレーナー部会におけるスポーツ選手のサポート体制

2.大学教育におけるスポーツ選手の健康管理体制

3.生体防御機能を高める新・乳酸菌発見!(乳酸菌b0240)

4.スポーツ現場における外傷・障害予防の取り組み

5.トレーナーに必要なフィジカルトレーニングの実践

という演題でした。

10:00~16:30までみっちり講義を聞いてきました。

講習を受ける前に、一次救命処置(BLS)を受講しているかの確認をするのですが、

何と有効期限ギリギリでした。危ない危ない。

まだ有効期限に余裕があると思っていたので確認していませんでした。

心肺蘇生は、2015年にガイドランが変わっているので、近々講習を受けに行こうと思います。

今は、スポーツトレーナーとして現場で活動していないので、

JASA-ATの研修を受ける度に、何となく申し訳ない気持ちになってしまいます。

一応、JASA-ATと表明していますので、机上の勉強になってしまいますが、

自己研鑽を積み、他のJASA-ATの方々にご迷惑をおかけしないようにしたいと思っています。

もっと表に出て活動してください!!と言われてしまいそうですが、

申し訳ないのですが、今はちょっと出来そうになりません。

いつかは現場で貢献できたらとは思っていますので、

その時が来るまでに力を蓄えておきたいと思います。

2016年2月12日 | カテゴリー : 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

整動鍼 腹背編

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。
整動鍼=「せいどうしん」と呼びます。
私が採用している治療術の「古武術鍼法」の名前がリニューアルしました。
「整動」ですから、「動きを整える」ことを目的としています。
活法(かっぽう)も、動きを整えますので、まさに「整動」。
活法と言うと何のことか分からないので、「活法整体」や「古武術整体」と紹介しています。
将来的は、「活法」や「整動」が「整体」と同じレベルで広まればよいなと思います。
私も啓蒙活動の一端を担いたいと思っています。
さて、今回の腹背編は「体幹の弾性と内臓機能を安定させる」です。
当院の患者さんの90%以上は、腰痛、坐骨神経痛、肩こりなど、
整形外科に受診するような症状を改善することを目的として来院されています。
しかし、よくよく話を聞くと、腰痛や肩こりだけがあるのではなく、多くの人は、
生理痛、便秘・下痢、胃痛、食欲不振などの症状でも悩みを抱えているのです。
私が対応できる範囲でこういった治療もしておりますが、
どちらかといえば補助的な治療になっています。
最初に腹背編の内容を聞いた時は、内臓機能の調整はそこまで必要ないかなと、
セミナーの参加は見送ろうかなと思っていました。
整動鍼のセミナーは、脊柱編、四肢編、腹背編の三部構成となっています。
脊柱編、四肢編と参加し、最後の腹背編を受けないのも何となく気持ち悪いので、
やっぱり参加してしまいました。
結論を先に言うと、参加してよかった!!!!!
・腹部の痛み
・下痢と便秘(過敏性腸症候群)
・月経痛
・月経困難症(PMS)
・胃痛
・つわり
はとっても効果がありそうです。治療の幅が広がる予感。
そして、今回の大収穫は
•背中の痛み
•肩こり
•腰痛
です。
「それって、先生の得意分野じゃないのですか??」と突っ込まれてしまいそうですが、
実は、スッキリ取れない肩こり、腰痛、背中に痛みが時々あるのです。
特に「ジッとしている時にでる重だるい痛み」です。
活法のセミナーで、「座り続けた時だけ腰痛が出て、
動いても痛くない場合に効果が出にくいです」という質問をしたことがあります。
回答しては「技の完成度が低い」や「動いて問題ないなら、座り続けないで、
時々休憩して動いてもらえばよい(環境を変えなさいと言うアドバイス)」
という内容だったと思います。
こういった症状の時は、インナーマッスル鍼で固い筋肉をしっかりとほぐしてから、
体のバランスを整えると、同じ姿勢を続けられるようになる方もおります。
それでもやっぱり症状がでてしまう方がいて、それはもうしょうがない、ということで、
定期的なメンテナンスで対応してもらっていました。
もしかしたら「内臓機能の低下」が疑われるかもしれませんね。
内臓機能の低下はお腹や背中の弾力性として表れます。
結果、同じ姿勢をキープできなくなり、不快な症状が現れるのです。
今までは患者さんのお腹を触れる機会はあまりありませんでしたが、
これからはお腹を触わり、背中も念入り触る場面があるかもしれません。
「先生、いつもと違うな~」と思ったら、そういうことです。
これで、整動鍼のセミナーはいったん終了です。
将来的には、応用編的なセミナーが絶対に出てくると思いますが、
この3部作だけでもかなりのボリュームなので、自分のものにできるように、
経験を積んでいきたいと思っています。
シーベルズスタイルの「整体」の記事に「古武術鍼法」のことを少し書いたことを思い出しました。
https://new.seabells-oiso.com/kappo.html#collaboration  
2014年2月にアップしたものです。
この時は、3部作が始まる前の、プロローグ編に出た後に記事を書きました。
「何年後になるか分かりませんが、古武術新法もある程度の技術が固まってきたら、
記事を書きたいと思います」と宣言していまし。
基本編が終わりましたので、少し落ち着いたら、整動鍼のことをまとめて書こうと思います。

活法整体 基礎☆頚肩腕編(復習)

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

先月も、活法整体のセミナーに参加してきました。

今回の内容は、私にとっては復習です。

活法整体のセミナーは、研修というよりは、もはやお稽古という感じに近いです。

活法研究会の顧問であり、碓井流活法の創始者である碓井先生に

久しぶりにお会いできるのも楽しみのひとつでした。

基礎編になると、碓井先生が基礎編で習うすべての技を披露してくれます。

そして、私たちにも一つずつ技をかけてくれるのです。

くじ引きでどの技を受けるのか決めるのですが、私が当たったのは「肩の牽引」という技。

「よっしゃーーー」と心の中で叫ぶ私。

手首を握って、腕全体を下に引っ張るだけの技。

しか~し、これが非常に奥深い。

以前から、この技は力任せにやってしまうところがあって、少し苦手意識がありました。

そして、実際に碓井先生の技を受けてみます。

軽く引っ張られた後、ずず~んという重さが・・・

ココロの中で「お、お、おもい~」と叫びました。

まるで岩のよう重さ。体重をかけて寄りかかっているわけではないんですよね。

これが技術。

やっぱりお師匠さんの技を受けないとわからんわ、ということを痛感しました。

この感覚を忘れず、日々精進していきたいと思います。 

今月もまたまた活法整体のセミナーがあります。

次回は、初めて習う技ばかりですので、しっかりと学んできたいと思います。

2015年10月10日 | カテゴリー : 活法, 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso