第11回 湘南国際マラソン2016備忘録 その4~ ツール編・心拍計

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

心拍計は私にとって必須アイテムです。私は本番が終わるとほとんど走らなくなってしまいます。そしてマラソンに申し込んでから、トレーニングを開始します。ということは、半年間はほとんど走っていないことになります。運動はまったくしていない訳ではないのですが、久しぶりに走ってみると、体がまったくついていきません。

 

 

例えば、120で設定して走ってみると、初めはびっくりするくらい遅いスピードです。120を超えると時計から音が鳴ります。「俺ってこんなに遅いのか」と、最初はガッカリしますが、継続するとだんだんと長い距離も走れるようになり、スピードも上がってきます。

 

 

私の場合は、心拍数150を超えないようにが走ると、つらくないですし、疲れも残りにくいので、走ることが嫌になりません。ここはとても大事なところではないでしょうか。ですから、マラソン初心者の方から時々相談を受けますが、私は心拍計を購入することをオススメしています。

 

 

私は、POLAR(ポラール)というメーカーの一番安いのを使いました。胸ベルトで計るタイプです。

 

 

旧タイプ↓

心拍計

 

 

 

ただ胸ベルトをすると、胸が締め付けられて、走りにくいと感じる方もいるようです。私の場合は、汗をかいてくると、センサーがだんたんとずれ落ちてきてしまい、それを防ぐためバンドをきつくしめるのですが、そうすると今度は窮屈感がでてしまい、バンド調整が悩ましい時もありました。

 

 

 

ただ、最新のセンサーはもっとコンパクトになっていますので、装着感は向上しているように思われます。

 

 

 

走りが安定してきたら、心拍計を外していきました。慣れてきたら、走っている時に、「これくらいのしんどさだったら、心拍数は大体これくらいだろうな」、と身体感覚を磨いていく、といった試みもしていました。

 

 

 

ただ、初めて湘南国際マラソンを走った時は、心拍計をつけました。お蔭で飛ばし過ぎず、最後までマイペースで走り続けることができました。最初のフルマラソンで良い体験ができたので、フルマラソンを続けることができたのは間違いありません。

 

 

 

知って頂きたいことは、スポーツ中の突然死で、最も多いのがランニングなのです。死因の多くは不整脈や心筋梗塞など心疾患による心停止です。安全のためには自分の最大心拍数を知り、脈拍を上げすぎないように走る速度を管理することが大切です。最大心拍数は220から年齢を引いた数が目安とされており、運動時の脈拍が最大心拍数の85%を超えると不整脈や血圧上昇などの異常が顕著になるといわれています。30歳だと161、50歳は144以下となりますが、数字にとらわれず、体の声を聞くことが大切です。

 

 

 

最近では腕時計に心拍数がついていて胸ベルトが不要のタイプもあります。お小遣いをためて、いつかは心拍数とGPSが装備された高級腕時計を買いたいです!!

 

 

 

参考:心拍計付きの腕時計が便利すぎ!人気おすすめ20選とのまとめ

 

 

 

次回が最終回です。本番の結果はいかに・・・