はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。
3回目の稽古です。
◯今回習ったこと
- 碓井流活法の心得 その3
- 肩のコリ抜き
- 橈尺関節の調整
- ムチの調整
- 花粉症の調整
- 更年期障害の調整
- 糖尿病の調整
・碓井流活法の心得 その3
今回も体の使い方について学びました。活法では、患者さんに対して「支持点であり、作用点であれ」と言われます。そのためには、施術者側に軸が通ってなければ、支持点や作用点にはなれないと考えます。軸のイメージは、第1回目に習いましたが、抽象的な表現のため、出来ているかわかりにくい。今回は、具体的な姿勢を意識して検証をしてみました。
①〇〇を伸ばす
②△△を落とす
です。これを意識すると、軸が通った感じになり、姿勢が代わり、上半身の無駄な力が抜けました。
次に◯◯筋を意識して技の練習をしてみました。
武術のおいては脇を閉めることが重要です。武術の経験が無い者にとっては、気がつくと脇が甘くなっていたりするものです。
そこで、先程の姿勢+〇〇筋を意識して、基本技である骨盤まわし、腹部の透し、大腰筋の牽引をペアで確認しました。少しイメージを少し変えるだけで、力の伝わり方が変わり、技自体も変化することを体感しました。
さらに、手のひらのある部分を意識して体に触れ、技の練習をしました。腕の余計な力が抜けて、楽にできました。少しの違いですが、これが大きな違いを生み出すような気がします。武術やスポーツの世界で一流と言われる人たちは、意識的か無意識かわかりませんが、このようなことを試行錯誤しながら積み重ねているのではないでしょうか。
努力し続ければ達人になれるとは思いませんが、このような地道な作業は続けていきたいと思っています。ここに発見があり、成長があると信じています。
こんな感じで、体の使い方を学んでいます。今回は、弓道の体の使い方を少し参考にしているようです。
何が正解かはわかりませんが、こうやって皆で体験をしながらの検証作業はなかなか楽しいものです。
・肩のコリ抜き
活法の初期の頃に習った技で、今まで何千回と行ってきましたが、それでも新たな発見がありました。
肩のコリぬきは、4つの技を複合したものですが、2つめの肩甲骨の反射は、左側とやる時に何となくやりにくいといイメージがあったのですが、我流が入っておりました。少しイメージを変えると、パシッときれいな反射が入りました。
3つ目のクランクという技も、自然な円運動にもっていく過程のイメージを少し変えて施術をしました。
・橈尺関節の調整
初めて習う技です。肘の内側の痛みに有効。簡単な骨格調整ですので、肘の巻き込みという筋肉調整術と併用すると良さそうです。
・ムチの調整
手首から肩までをムチのように調整します。自分の手首をいかに柔らかく使うかがポイントです。今まで習った体の使い方を参考にしたら、うまく脱力でき、相手の腕にいい感じで刺激が入りました。。
・花粉症の調整
これも初めて習う技です。そもそも活法に花粉症の調整があることにビックリです。〇〇骨を意識します。来年は、活法+鍼+食事療法で、花粉症治療をやりたいですね。
・更年期障害の調整
これも初めてです。一緒に学んでいる先生がこの技を使って、更年期障害ではないのでが、すごい結果を出したので、最近、多用しています。
・糖尿病の調整
これも初めて習う技です。今まで行ってきた糖尿病治療と併用できます。後日、さっそくこの技を試した先生がおりました。、速攻でHBA1Cが今までなかった数値まで下がったようです。理屈としてはありえないので、たまたまその時期だったかれしれませんし、もしかしたら、整体をしたことで体に何かが起こった可能性も否定はできません。糖尿病の治療では、もちろん食事を改善することが一番大事です。
以上