「妊活食事法」コウノトリごはん


はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。


日本不妊カウンセリング学会・不妊カウンセラ-の小山田様からご献本いただきました。


待合室に置いてありますので、ご覧いただけます。


私は、2017年に不妊カウンセラーとして認定されました。


生殖医療のトレンドをまったく知らなかったので、良い勉強になりました。


試験は大変でしたけれど・・・


今でも、ブラッシュアップのために、定期的に学会に参加しています。


当院では、妊活施術を行っております。


まずは、最初に私が無料カウンセリングをしています。


妊娠中のケア(安産、逆子、マッサージ、つわりなどのマイナートラブル)も行い、産後のケア(骨盤調整、腰痛、腱鞘炎)などトータルでサポートできるのが当院の強みかなと思います。

2020年9月10日 | カテゴリー : 不妊, , 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

インディバ特別研修会 ~ FCバルセロナのPT

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

サッカークラブチームの最高峰「FCバルセロナ」で、当院でも導入している「インディバ・アクティブ」を活用し、理学療法士として活躍しているジャウマ・ム二ル氏の特別講演がありましたので、参加してきました。

 

 

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ジャウマ氏は選手がケガをした際に、状況に応じてどのように対応しているのかを紹介して頂きました。実際の施術を見ることができ大変参考になりました。

 

 

ジャウマ氏がインディバを気に入ったのは、インディバの熱を施術者の手から伝えながら、トリートメントできるということでした。

 

 

これはどういうことかというと、インディバの機械を施術者の手に当てて、その手でマッサージをすると、何と施術者の手からインディバの高周波を患者さんに伝えることができるのです。ですから、より繊細な施術できるのです。これをハンドRES(レス)と呼びます。

 

 

たとえば、私は、筋膜の癒着を剥がのに、ハンドRESを用いて施術します。イイ感じで癒着がはがれていきます。

 

 

youtubeで検索したら、あるサロンさんのお腹のハンドRESの動画を見つけたので、リンクさせていただきました。本当は当院で、動画で技術を紹介したいところなのですが、なかなか時間がとれず・・・。そのうち動画も活用していきたいと思います。

 

 

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私もこんな感じでお腹のマッサージします。気持ちいいですよ。私は、もっと深くまで手を突っ込んでお腹を緩めていきます。美波先生のインディバ・フェイシャルでは、リフトアップを目的にこの技術を活用しています。

 

 

インディバでは、患者さんにどれくらいの温かさがあるかを11段階(0から10)で聞きながら、出力を調整していきます。

 

 

同じ出力でも、温感が4の人もいれば、7の人もいます。これは、体組成や温かさセンサーの感度などの違いでかなり個人差が出ます。

 

 

例えば、急性期、亜急性期、回復期、慢性期などのステージごとに適した温感があります。患者さんが適切な温感を訴えているのに、出力が低いと、患者さんの感覚が鈍いのかなと疑ってしまうことがあります。

 

 

しかし、ジャウマ氏曰く、受けている人の感覚が正しい、ということでした。実技では度々温感を聞いていたのが印象的でした。私は、自分の手で感じる温感で判断していることが多かったので、もう少しコミュニケーションをとりながら施術しようと思いました。

 

 

最後に、バルセロナのサイン入りユニフォームがあたるくじ引き大会がありましたが、残念ながら、ハズレ。欲しかった・・・。

 

 

私はインディバを使い始めて、8年が経ちました。美波先生にいたっては、2002年にインディバと出会っていますから、当院のスタッフもそこそこの経験者なりました。もっと多くの人にインディバの施術を受けてほしいなと思います。

 

 

ちなみに、不妊治療でもインディバを活用しています。

 

 

不妊カウンセラー試験に合格しました ~ 安堵

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

NPO法人日本不妊カウンセリング学会が認定している不妊カウンセラー試験に合格いたしました!!

 

 

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不妊カウンセラーは、不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアができることが求められています。

 

 

年に2回開催される不妊カウンセラー養成講座を3回受講することで受験資格を得ることができます。ですから、試験を受けるのに最短でも2年かかります。

 

 

実は1回目は不合格でした。昨年は、筆記試験は通ったのですが、面接試験で落ちてしまいました。面接試験を受けた後は、合格すると思っていたので、不合格の通知が来た時は少し落ち込みました。

 

 

もし、今回の試験で不合格だった場合は、受験資格がなくってしまうので、また講座を3回受ける必要があり、次の試験は2年後となってしまいます。ですから、合格することができてほっとしています。

 

 

不妊に取り組んでいる鍼灸師が増えてきて、多くの先生が素晴らしい結果を出していますが、残念ながらあまり世間には知れ渡っていないように思います。鍼灸治療は、保険も補助金も使えませんし、もしかしたら「鍼灸」というイメージが、治療を受けるに当たって二の足を踏んでいるのかもしれません。

 

 

私が不妊カウンセラーの資格を取得することで、不妊について気軽に相談してみようと思ったり、鍼灸治療受けてみようと思うきっかけになればと考えています。

 

 

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2017年7月20日 | カテゴリー : 不妊, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

第38回不妊カウンセラー養成講座

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

不妊カウンセラー養成講座もこれで4回目となりました。

 

 

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以前は、講座の内容が難しくて分からないことも多かったのですが、

知識や経験を重ねてきたためか、理解度が上がってきたように思いました。

 

今回の講座のプログラムと簡単な感想です。

 

「不妊カップルの支援に必要な知識-その3:染色体と遺伝子について」

→着床前診断を理解する上で最低限の基礎知識をお勉強しました。

遺伝子関連のお話はなかなか難しいですが、遺伝子検査も普及しつつあるので、

個人的には改めて基礎から勉強したいと思いました。

 

「改めてCOH(排卵誘発法)-IUI(人工授精)の意義を考える」

→日本はARTが多すぎるとの提言。

こちらの病院は一般不妊治療でも、良い成績をだしておられました。

妊娠・出産するにあたって、まず女性の体を良い状態にすることがやはり大切だと思いました。

 

「子宮卵管造影検査からみえること」

→検査の意義や方法を再確認。

たくさんの画像を使って、読影のポイントを説明して頂きました。

 

「不妊カウンセラー/体外受精コーディネーターの役割と展望」

→不妊カウンセラーの資格をとるなら、どのような役割を求められているのかは知っておく必要があるでしょう。

 

「先輩不妊カウンセラー/体外受精コーディネーターに学ぶ」

・病院でカウンセラー
・培養士外来
・中医、漢方相談薬局薬剤師
・鍼灸師
・不妊相談センター

→各現場で活躍されている先輩方の紹介。

鍼灸師が紹介されたのは、不妊治療において鍼灸治療は無視できないほどの勢力であるということだと思います。

漢方の先生が、不妊カウンセラー学会で最新の生殖医療を学べたのは大変有益だったと述べられていたことが印象に残りました。

私も同じことを思っておりました。

 

「ZIKA Virus-不妊カップルは新しい感染症にどう対応すればいいのか」

→感染はブラジルだけではありません。

赤道直下の国(タイとかマレーシアなど)に旅行にいく方は、

厚生労働省厚生労働省検疫所のサイトを参考にして、

感染しない、日本に持ち込まないように気を付けましょう。

 

「カウンセリングの基礎3」

→九州大学の増田先生。話が上手でとても面白い。こういう先生に習いたい。

カウンセリングの難しさを改めて実感。

 

「PGS(着床前診断)とはなにか-生殖と遺伝から考える」

→日本ではまだ認められていませんが、近い将来認可されるでしょう。

価値観が問われますね。たくさん議論してほしいです。

 

「ストレスを緩和する鍼灸」

→原因不明の不妊の半分はストレスが関係あるという報告もあるらしい。

ストレスは避けられない。ストレスから逃げるのではなくどう反応するのか?

リラックスした体は重要。間違いなく鍼灸や整体マッサージは役に立ちますね。

第36回不妊カウンセラー養成講座

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

不妊カウンセラー養成講座もこれで3回目となりました。

今回も内容が濃かったです。

〇不妊カップルの支援に必要な知識。その1。染色体と遺伝子について

→細胞分裂の基本的な知識から、「コヒーシン」という細胞分裂に必要なたんぱく質も紹介されていました。

「コヒーシン」は、たぶん昔の教科書には出ていないでしょうね。

当院では、ダイエットで遺伝子検査もしていますが、

これから健診などで遺伝子検査は必須になってくると思うので、

遺伝子についてわかりやすく解説できるように勉強する必要があると思いました。

〇カウンセリングの基礎

→面接の目標は、「楽になる」「見通しが持てる」「心の整理ができる」とありました。

不妊カウンセリングのみならず、一般治療においても通用する内容でした。

セルフモニタリングの重要性も説かれ、自分を理解する時間を確保する必要があると感じました。

〇夫婦で取り組む不妊治療-妻だけが受診するのはおかしくない?

→大阪にある男性不妊と女性不妊が同時に診療できる生殖医療専門クリニックの先生です。

男性の検査および男性不妊の治療の大切さを訴えられていました。

こういうクリニックがたくさん増えるといいなと思いました。

とても勉強になるWEBサイトなので紹介します。私も改めてじっくり読みたいと思います。

〇胚培養士外来の実際

→不妊カウンセラー講座を受けるまでは、恥ずかしながら「胚培養士(エンブリオロジスト)」という職種を知りませんでした。

簡単に説明するのも難しいのですが、高度生殖医療時に、身体から取り出した卵子や精子を扱う仕事です。

研究室内に閉じ籠りがちな仕事のようなのですが、胚培養士外来を作り、

患者さんに説明されているという試みの紹介でした。

〇私と不妊カウンセリング

→講演された方は、不妊治療が一般的でなかったころに、実際に不妊治療を行い、

しかし、結局子ども授かることはできませんでした。

それがきっかけで、心理学を学び、不妊カウンセラーとなった方です。

そういったプロの方でさえ、子どもできなかったというつらい気持ちが心の奥深くに残り、

和らぐまでに長い期間を要された、という体験談を聞きました。

この深い悲哀は簡単に理解できるものではないですが、

不妊治療をするにあたって、やはり最終的に子どもが授からないということはあるわけで、

私は覚悟をもって、治療にのぞまなければならないと思いました。

〇子どもの数はなぜ減り続けるのか。人々はどんな情報を求めているのか?我々はそれをどう伝えればよいか?

→子ども産む時期は大切だよ、という話です。

「卵子の老化」という特集をNHKが放送して、かなり反響がありましたが、

妊娠に関する情報や自分の体についての知識が不足しているのかもしれません。

小さいころから、医学や性教育も大事だと思います。

性に関する文化も変わっていく必要があるかと思います。

〇生殖医療と親子・家族

→法律の話です。高度生殖医療(代理母とか卵子や精子を別の人から提供してもらうなど)により、

明治時代につくらた民法はついていけないので、その都度、裁判所の判断にゆだねているということです。

一応、私は法学部を出ていますが、難しい話がいっぱいでした(笑)

高度生殖医療をするにあたって、生まれた後の法律まで考えられているのでしょうか??

これだけ高度生殖医療が進んでいる国で、法律がないのは日本だけだそうです。

〇カップルからみた胚移植の1日

→胚移植の実際の説明がありました。クリニックごとにいろんな考え方があるようです。

たとえば、胚移植後の安静時間は、エビデンスがなく、施設でまちまちだそうです。

〇不妊治療と日本漢方

→不妊で漢方を処方してもらっている方もたくさんいるようです。

私も中医学を少しは学んでいますから、処方された漢方を教えていただければ、

どういった意図でその漢方をつかっているのかくらいは簡単に説明できるかとは思います。

日本も中国のように鍼灸師が漢方を扱えるようになればいいんですけどね。

話は変わりますが、虎の門ヒルズが近くだったので、お昼に寄ってみました。

日曜だからなのか、とても空いていました。

緑がたくさんあり、おしゃれなお店もたくさんあり、

そして、イスやテーブルもたくさん用意されており、

まったりできるような設計になっております。

都会のど真ん中なんだけど、すごくいい雰囲気でした。

「虎の門コーヒー」なるものを飲みながら、

セレブリティ気分をちょっとだけ味わってきました(笑)

第35回 不妊カウンセラー養成講座

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

5月に引き続き、講座を受けて参りました。主な内容は、こんな感じです。

 

・グラフィックを利用したインフォームドコンセントの実際

・卵子凍結はがん患者以外でも有益か

・ED-その現実と対策

・提供精子による非配偶者間体外受精の実際とカウンセリング

・今さら誰にも聞けない不妊治療の基礎的疑問

・鍼灸の作用-その基礎と不妊

・生殖医療とエピジェネティクス

・カウンセリングの基礎

・培養室を覗いてみよう

 

多岐にわたる内容です。 一つ一つの内容については、ここでは触れません。 考えさせられる内容がたくさんありました。

 

 

たとえば、「非配偶者間体外受精」。

 

 

もし、私が「無精子症」だったら。私は子どもが好きで、昔から子どもが欲しいと思っていましたが、多分あきらめるかと思います。 本当にそういう状況にならないと、何とも言えないところはありますが・・・

 

 

もし、私の息子が「無精子症」だったら。

 

 

息子が、そして息子の嫁が、私の精子を使って、子どもを作りたいと相談されたら。

 

 

技術的には全く問題がなくて、実際に、こういうケースで生まれた子どもがいます。そういった家族をカウンセリングした人の話を聞いてしまうと、「ありかな」と思うのですが、やっぱり、その時にならないと答えはでません。。。

 

 

ある先生は、「本当は不妊治療はやりたくない。子どもは、社会の宝。自分の子どもでなくても、近所の子を、みんなで育てて行くのが理想」とおっしゃっていました。確かにその通りなのですが、でも、そんな簡単なものではないんですよね。。。

 

 

シーベルズ大磯の不妊治療は、病院で検査しても不妊の原因がわからない方や 人工授精の着床を少しでも高めるための体作りを目的とされる方などを対象としているので、こういった難しいケースに遭遇するにはほとんどないかと思います。

 

 

しかし、一般治療で来院される方で、結婚をされていても、お子さんがいない方というのが、 結構多くて、もしかしたら、過去に不妊治療をしていたという方も少なくないと思います。

 

 

私たちの仕事は、時に非常にデリケートな個人的経験を聞くことがあります。不妊治療でつらい思いをしたという経験について話される方もおります。今回の講習はとても有意義だったです。

 

 

シーベルズ大磯では最新の治療や情報は入手しつつ、 「妊娠・安産のための体作り」を実践していきたいと思っております。

 

第34回不妊カウンセラー養成講座

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

今年から日本不妊カウンセリング学会に入会しまして、先日そちらが主催する講習会に参加してきました。

 

 

この仕事をしていると、不妊治療についての質問を時々頂きます。また、不妊のための特別な治療をしていた訳でないのですが、体が良くなってくると、後日、妊娠の報告があり実は不妊だった、なんてことが時々ありました。

 

 

そんな経験を他の患者さんに話したりすると、今は子どもができなくて困っている人がたくさんいるのだから、  「渡邉先生もちゃんと取り組んだら、喜ぶ人がたくさんいると思うな。。。」との声を受けて、シーベルズ大磯では「出産のための体作り」をやろうと決めたのです。

 

 

そうなると今後は、現代医療の不妊治療と併用して、私たちの治療を受ける人が増えるでしょうから、不妊治療の基礎知識はもちろんのこと、色々と情報を入手する必要があるなと思ったわけです。

 

 

今回のお題は、こんな感じでした。

 

 

・グラフィックを利用したインフォームドコンセントの実際

 

・栄養や食事に関心をもってもらうには

 

・セックスレス、性機能不全への取り組み方

 

・高齢不妊カップルに対する一般不妊治療

 

・ART時代だからこそ一般不妊治療の再評価

 

・漢方、中医学の基礎

 

・体外培養に求められる条件は何か

 

・カウンセリングから学ぶ¥-不妊の悩みと心のケア-

 

・将来の出生前検査はどうなっていくのか

 

 

多岐にわたり、とても興味ある話を聞くことができました。

 

 

 

最新の生殖医療も素晴らしいですが、私たちでも(だからこそ!)お手伝いできることがある、ということがわかりました。

 

 

また、秋にも講習があるようなのでぜひ出席したいと思います。

 

 

この講習を3回受けると、不妊カウンセラーの受験資格が得られるとのことですが、私の周りにもこの資格を取得して活躍されている先生がいらっしゃいますので、一つの目標としてはいいかなと思います。タイミングが合えば挑戦してみようかと考えています。