碓井流活法 稽古日誌 第37回 2021/11

2018/1より活法技塾の1期生として学んでおります。月1回の開催。通常は6年間で卒業なのですが、私は活法研究会で2010年から学んできましたので、特例として4年間で卒業となります。よって、2021年12月に教導師として認定される予定でしたが、コロナウイルスの拡大感染により、時期が未定になりました。




このブログは活法にどっぷりはまったひとりの施術家の記録でもあります。これから活法を学んでみたいという方にも参考になればと思っております。

心得36


心得は補足的な内容です。



患者さんの動きをどのように誘導するかというものです。



当たり前といえば当たり前のことなのですが、施術が自己満足にならないためには、このような確認を行うことが必要です。




今回は1年半振りくらいにお会いした仲間がいました。相変わらず元気そうで良かったです。




そろそろ参加人数が増えてきそうな予感。




しかし本日は人数少なめ。今回から新しい技を練習していきましたが、少ない人数だったこともあり、どんどん進みました。




新しい技を練習するのは楽しいですね。


練習した技

  • むち打ちの調整(足締め、骨盤締め)
    • 足を突っ張ったことによるむち打ち
  • 膝打ち
    • 事故後の腰椎の回旋を改善
  • 背打ち
    • 事故後の頚椎の後屈を改善
  • 頚の土台の調整(修正あり)
    • 頚全般で使用、姿勢改善
  • 後斜屈の導引
    • 可動域改善
  • 後斜屈の調整(修正あり)
    • 可動域改善
  • 肩の牽引(座位)
    • 肩の外転など
  • 腕の外巻き(立位)
    • 頚椎の後屈を改善
  • 腕の外巻き(立位)
    • 頚椎の前屈を改善
  • 恥骨の導引
    • 恥骨結節炎や股関節痛(前)
  • 坐骨へのエネルギー
    • 坐骨神経痛
  • 膝入れ
    • 坐骨神経痛

碓井流活法に興味がある方へ


碓井流活法は、医療系の国家資格を持っている方だけでなく、整体師、カイロプラクター、トレーナー、スポーツインストラクター、ボディワーカー、武道家、エステティシャン、健康に興味がある一般の方など誰が学んでも活用できると思います。


活法という先人の知恵を現代版にアレンジした碓井流活法。習いたいという方は、お気軽に相談くださいませ。1日体験コース、腰痛編や肩こり編などの症状別コースなどあなたの目的に応じたコースを提供します。


活法技塾の代表からは指導の許可は頂いております。過去には、活法研究会での講師補佐も行っております。全国各地まで馳せ参じます。


渡邉航也のプロフィールはこちら

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2021年11月27日 | カテゴリー : 活法, 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

碓井流活法 稽古日誌 第36回 2021/10

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

前置き

2018/1より活法技塾の1期生として学んでおります。月1回の開催。通常は6年間で卒業なのですが、私は活法研究会で2010年から学んできましたので、特例として4年間で卒業となります。よって、2021年12月に教導師として認定される予定でしたが、コロナウイルスの拡大感染により、時期が未定になりました。

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丸3年



今回で36回目。3年目が終了したことになります。心得を今回でひとまず終了。あと1年間は、新しい技をひたすら練習することになりそうです。



あと、いくつ技が残っているのか正確にはわかりませんが、今まで培ってきた活法の身体を駆使して、稽古に励みたいと思います。


今回は、今まで習ってきた技で、少し修正点があるものを稽古していきました。

・斜角筋の調整

・肩関節内外旋の調整

・大腿筋膜張筋の導引

・内転筋(上・下)の導引

・3点導引(上・下)

・坐骨上げ(高齢者)

・むち打ちの調整(運転手)

・むち打ちの調整(横からの衝撃)


使用頻度の高い技はクセが抜けなくて修正が大変です。


導引という技に関しては、今までと違う感触を得ることができています。それは師匠の導引の感触に近づいている感があります。

碓井流活法に興味がある方へ


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2021年10月14日 | カテゴリー : 活法, 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

碓井流活法 稽古日誌 第35回 2021/9

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

前置き

2018/1より活法技塾の1期生として学んでおります。月1回の開催。通常は6年間で卒業なのですが、私は活法研究会で2010年から学んできましたので、特例として4年間で卒業となります。よって、2022年に教導師として認定される予定でしたが、コロナウイルスの拡大感染により、時期が未定になりました。

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コロナウイルスのため久しぶりの参加



活法技塾は、時期により開催されておりましたが、私は参加を自粛しておりました。9ヶ月ぶりの参加となりました。

碓井流活法の心得


創始者である碓井誠先生の技を、凡人である私にでも、いかに再現できるかに挑んでいるといって良いでしょう。



活法の技の種類はものすごい沢山ありますが、その技を繰り出す自分自身の身体使いが非常に大切です。私はなかなか碓井先生にお会いすることはできませんが、その代わりに活法技塾の代表が毎週碓井先生の元で稽古され、そこで発見されたエッセンスを教えていただいております。



私が前回参加したときから今回までにいろいろな発見があったようです。



今回紹介されたのエッセンスは、なかなかインパクト大の情報でした。




これをするだけで、



■指先の緊張がなくなる

■肩が自然と下がる

■無駄のない動きが自然に起こる



という状況が出きあがります。




指先に緊張をある人が、この緊張を取り除こうと「意識」すると、逆に力が入ってしまうことはよくあります。難しいのですね。ですから、このようなコツを知っていると知らないとでは大違いになると思っています。小さな差異の積み重ねを私は大切にしいたと思っています。



鍼にも、もちろん応用できます。



久しぶりに活法の稽古に参加して、少人数ではありましたが、みんなと練習をするのは楽しいと改めて思いました。これはオンラインではできないことです。来月はもっと参加者が増えるといいなと思います。




碓井流活法に興味がある方へ


碓井流活法は、医療系の国家資格を持っている方だけでなく、整体師、カイロプラクター、トレーナー、スポーツインストラクター、ボディワーカー、武道家、エステティシャン、健康に興味がある一般の方など誰が学んでも活用できると思います。


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心体義塾・横浜教室 2021年2学期 ~再始動


はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

横浜国際プールで毎週月曜日に開催されている心体義塾のクラスに2018年4月から参加しています。



しかし、コロナウイルスのおかげで、2019年3月で途中休講。



教室は再開されていましたが、感染がなかなか収束しなかったので、ずっと参加を見合わせていました。



その間は、心体義塾の動画を見たり、今までに教室や個人セッションで習ってきたことなどをしていましたが、一人でやるには限界があります。活動量がコロナ前と比べると格段に減ってしまいました。体重もやや増。



コロナになってからずっと、さまざまなことを自粛してきましたが、東京オリンピック2020も終わり、夏も終わり、学校は2学期が始まり、私もそろそろ活動したい・しなければ、という気持ちが出てきました。



神奈川県はまだ緊急事態宣言中ではありますが、できる限りの感染対策をして、少しずつ活動していきますで、ご理解をいただければと思います。



実際は、自粛期間中も、ポツポツと出かけていたのですが、ブログで報告することに対して、何となく気が引けてしまい、SNS全般を控えていました。こちらも徐々に再開していきます。



改めて、心体義塾とは・・・

~正しい姿勢・呼吸法について学びましょう~

横浜国際プールはりきゅうマッサージ室の室長内田先生自らが講師となって開催する教室です!

東洋医学では病気は気の巡りが滞った時に起こると言われています。気が合う、元気、気分、空気など…、人間は様々な気に囲まれて暮らしています。

正しい姿勢と息遣いを学んで、良い「気」を身に付け、気分の良い、健康的な毎日を過ごしませんか?

引用元:リンク

参考動画

そんな訳で約1年半ぶりに、心体義塾の横浜教室に参加してきました。



心体義塾のyoutube公式チャンネルを見ましたら、何やら面白そうな動画を発見。どうやら最近は、バルーントレーニングが熱いようです。



公式チャンネルの動画貼り付けておきます。トレーニングを受けている彼とは、教室でいっしょに学んだことがあります。





なかなかきつそう。見てるだけでこっちまで苦しくなってきます。内田先生の個人セッションの厳しい稽古がフラッシュバックしてきそうです。


さて、横浜教室での一発目は、このバルーントレーニングでした!!



横浜教室は、一般の方向けに平日の午前に開催されているので、女性が多いこともあり、ワークの内容は初心者向けです。今の私にはこれくらいが丁度いい。



丹田とか腹圧を上げることは、10年以上前からの私のテーマでもあるのです。



いままでに試行錯誤をしてきましたが、なかなかうまく出来ず。



そこで、バルーントレニングをしてみると・・・



こ、こ、これは、新しい感覚!!



そして、腹圧といえばこれ。衝撃画像をお見せしましょう。ロードレーサーの新城幸也選手です。(ネットから拝借しました)



初めて見てたときはびっくりしましたよ。



整動鍼 公認勉強会・基礎 in 秦野

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。


整動協会の公認勉強会(基礎編)に参加してきました。




場所は、うめの手鍼灸院 です。





ウォーミングアップとして、基本の頚椎や胸椎の位置などの確認からスタート。



そして、各先生がリクエストされたツボの取穴練習です。整動鍼のツボは、ミリ
単位の繊細な場所を探しますので、大切な基本練習です。




次は、症例検討。




手首の母子側み痛みがある先生がおりましたので、皆で検討しました。




結果、セオリー通りの施術(鍼2本)で、痛みが8割消失しました。施術して痛みが消えたからこれで良いというわけではなく、日常に戻ったときの生活習慣とか体の使い方も大事です。治療後のアドバイスをどのようにするかも意見を出し合いました。





私はこのあとに予定があったので、早退させていただきました。




短い時間しか居られませんでしたが、情報交換もできて、有意義な時間を過ごすことができました。




シーベルズ大磯の治療系の施術は、ほぼ私が一人で担当しているので、どうしても思考が偏ったり、変なクセが出てきたりします。




ですから、こういう場があるというのは、とてもにりがたいです。




場所を提供してくれたり、主催してくれる方には、感謝しかありません。




皆様への施術に還元していきたいと思います。


碓井流活法 稽古日誌 第28回 2020/10

2018/1より活法技塾の1期生として学んでおります。月1回の開催。通常は6年間で卒業なのですが、私は活法研究会で2010年から学んできましたので、特例として4年間で卒業となります。よって、2021年12月に教導師として認定される予定でしたが、コロナウイルスの拡大感染により、時期が未定になりました。




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心得


活法では、整体術の動作中に一旦停止を強調する場面が度々登場します。



碓井師匠は「連続動作は、連続動作として認識されてしまうから、一旦停止をして、動きの確認をしっかりとさせる必要がある」とおっしゃっておりました。



分かったようなわからないような・・・でも、師匠がそういうのですから、その通りに真似してきました。



今回の心得では、その一旦停止の理由を、実際のワークを通して、体で実体験していきました。こういうのは、言葉ではなく体で体感しないと腑に落ちないのですね。



そして碓井師匠のような熟練した達人は、実際にどのようなことが起こっているのかも薄々と分かってきたような気がしました。



今、やるべきことはわかりました。そして、道標も示されました。



あとは、実践するのみです。


練習した技一

  • 五寸釘
    • 脚全体の調整
  • 天地の調整
    • バランスの調整
  • バラ手(自己調節)
    • 首の可動域改善
  • 裏張り(自己調整)
    • 肩の力を抜く
  • 手の気を高める(自己調整)
    • 手の感覚をリセット
  • 重いものの落ち上げ方(自己調整)
    • 目線の使い方
  • 股関節の可動域改善(自己調整)
    • 外旋
  • 肩甲骨平泳ぎ
    • 肩甲骨の動きを改善
  • 肩背の導引
    • ストレートネックや背中の調整
  • 喉仏の調整
    • 喉仏周辺を緩める
  • 舌骨出し
    • 喉周辺を緩める
  • 眼圧を上げる
    • 飛蚊症?!
  • 眼圧を下げる
    • 緑内障?!
  • 脳梗塞の前兆(予防)
    • 〇〇筋に明らかな左右差がでている場合は注意

碓井流活法に興味がある方へ


碓井流活法は、医療系の国家資格を持っている方だけでなく、整体師、カイロプラクター、トレーナー、スポーツインストラクター、ボディワーカー、武道家、エステティシャン、健康に興味がある一般の方など誰が学んでも活用できると思います。


活法という先人の知恵を現代版にアレンジした碓井流活法。習いたいという方は、お気軽に相談くださいませ。1日体験コース、腰痛編や肩こり編などの症状別コースなどあなたの目的に応じたコースを提供します。


活法技塾の代表からは指導の許可は頂いております。過去には、活法研究会での講師補佐も行っております。全国各地まで馳せ参じます。


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2020年10月22日 | カテゴリー : 活法, 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

慢性痛の鍼灸治療

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。



群馬県鍼灸師会主催の学術講習会に参加してきました。




ZOOMによるオンライン講習会です。ZOOMは何回か使用したとこがありますが、セミナー参加は初めてです。



講師は、明治国際医療大学の伊藤和憲先生です。伊藤先生と言えば、私の中ではトリガーポイント治療ですね。




今回は、トリガーポイントの療法ではなく、慢性痛と鍼灸の有効性についての話がメインでした。最後に「養生」についての話をされていました。




痛みに悩む多くの患者さんを診てきて、治る人と治らない人の分岐点はどこなのか・・・




鍼灸治療は、確かに痛みの効果はあるけど、それだけでは難しいことも多く、患者さんの「情動」まで、踏み込んで行くことが大切だということでした。




当院の患者さんも「痛み」で悩む方がダントツに多いです。患者さんの悩み応えるために試行錯誤してきて、私の施術スタイルも少しずつ変化しています。




その結果、真逆と思われるような施術スタイルも採用しております。今回、改めて痛みの種類とそれぞれに対する鎮痛の機序を勉強させていだき、複数の技術を使い分けがでできることは、私の強みであると思いました。




養生に関しては、自分も色々とやってきたなと思いました。私の興味だったり、必要に応じて様々な事を勉強した訳ですが、慢性痛をトータルケアするには、どれも欠かせないのものと思いました。




痛みに悩む人はたくさん居て、そのほとんどが、治療内容に満足していないというデータがあります。鍼灸という看板を掲げていると、まだまだ怪しい?という印象があるようです。




治療効果もそれなりに出して、15年も生業としてやってきたわけですから、自信をもってアピールして、必要としている人に情報が届き、行動を起こしてもらえるように、努めていきたいと思っています。




伊藤先生が監修されている身体測定アプリ「YOMOGI(ヨモギ 通常版)」をご紹介します。私も試しに回答してみました。時間は、10分程度かかります。手鏡、時間を計るものが必要ですので、正直、面倒という感じがしました。




でも、痛みで悩んでいる方には、こういった客観的なチェックも必要かと思います。患者さんに紹介するなら、1回目は一緒に回答したほうが良さそうです。




ちなみに私の結果は、



あなたはエンジン(加齢)タイプです。 身体の機能が実年齢よりも低下しており、疲れがたまり、気力が出にくい状態です。また、病気の場合も、同様に疲れやすく、気力がでません。そのため、身体の基本となる身体能力の向上に努めましょう。 なお、身体能力の向上には、「鍛える」ケアが必要です。筋力を鍛えるための歩行やランニング、筋力トレーニング、肺活量を鍛えるためのインターバル歩行や登山などを実践してみましょう。また、病気の場合は、治療に専念した上で、基礎体力をつけるようにしましょう。




あらら・・・。身体測定の所を、適当に入力したからだと思います。でも、自分は大丈夫と思わないで、こういう結果を素直に受け止めることも大切です。自分のことは、自分の都合の良いように解釈するクセがありますので。




初めてのZOOMでのオンラインセミナーでしたが、今回は大満足ですね。詳しい資料も事前配布していただきましたし、治療の解説動画の配信もありました。




もし今回のセミナーが群馬県で開催されていたら、参加していなかったと思います。座学がメインであれば、オンラインで十分と思いました。コロナ影響の良い側面だと思います。




しかし、途中でPCの画面が真っ暗になってしまい、音声だけ聞こえるという現象が起きて、何回か再起動しました。結局、治らずに、スマホに切り替えました。その間は、講義を聞くことができませんでした。




ZOOMは録画機能もあって、後で見られるのですが、今回のセミナーでは録画はしないということで、見直せないのが残念です。




慢性痛のメカニズムはかなり解明されてきていることがわかりましたが、「じゃ、どうするの?」となると、一筋縄にはいきません。




ここは、いまだ職人的な領域なのかと思っております。時には祈りも必要だったりします。使えるものは何でも使えと思っています。ですので、最後は、私のお気に入りのセリフでお別れです。






May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)!!



2020年10月5日 | カテゴリー : 研修, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso

碓井流活法 稽古日誌 第27回 2020/9

2018/1より活法技塾の1期生として学んでおります。月1回の開催。通常は6年間で卒業なのですが、私は活法研究会で2010年から学んできましたので、特例として4年間で卒業となります。よって、2021年12月に教導師として認定される予定でしたが、コロナウイルスの拡大感染により、時期が未定になりました。




このブログは活法にどっぷりはまったひとりの施術家の記録でもあります。これから活法を学んでみたいという方にも参考になればと思っております。

心得

新型コロナウィルスの影響で、半年ぶりの開催となりました。活法技塾主催者の橋本先生が6ヶ月間かけて熟成させた心得が、とても印象的でした。


活法が大好きで、どうしたらもっと上手くなるのか(天才・碓井誠師匠に近づけるのか)を常に探求し、実際に進化を続けている橋本先生は、本当に尊敬します。

  • 触れ方
    • 能動から受動への意識の反転
  • 動きの基本
    • 自然に抗わないコツ
  • 身体の基本設定
    • 頭(目、顎)、胸骨の位置設定

これらは、鍼灸や指圧の上達にも繋がります。頭では分かっていても、身体で表現するのも難しい。稽古を続けていくしかないです。

練習した技一覧

  • 冷え性の調整
    • 脳へのアプローチ
  • 神経通し
    • 全身調整
  • ふくらはぎの空気抜き・対応ver
    • ふくらはぎを緩める
  • アキレス腱の調整2
    • 背臥位と腹臥位の2パターン
  • 股関節の骨格調整
    • 関節の離開
  • 股関節の導引
    • エネルギーの方向付けをしながらの導引
  • 股関節の中心作り
    • 大転子へのダイレクトアプローチ
  • 膝屈曲の調整
    • 拮抗筋への刺激
  • ハムストの調整(筋力アップ)
    • 筋肉の形状
  • 上腕筋の調整(筋力アップ)
    • 筋肉の形状

碓井流活法に興味がある方へ


碓井流活法は、医療系の国家資格を持っている方だけでなく、整体師、カイロプラクター、トレーナー、スポーツインストラクター、ボディワーカー、武道家、エステティシャン、健康に興味がある一般の方など誰が学んでも活用できると思います。


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オープンパスメソッド協会 勉強会

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

勉強会



オープンパスメソッド協会の小川先生から勉強会の連絡を頂きました。



内容は、LRモデル・テクニック、ポジショナルリリース、カンターストレインの使って交換セッションを行うとのこと。



私は、 オープンパスメソッド協会 の認定ファシャワーカーです。2013年に認定されました。約1年半を掛けて、130筋以上のバルペーション(触察)トレーニングと筋膜リリースの手技や姿勢分析などを学びました。



この先にはソマティカルワーカーやインテグレーティブワーカーの講座があったのですが、一応私はファシャワーカーで一区切りをつけました。



その後も、オープンパスとはゆるやかに繋がっていて、時々、クライアントモデルとして参加したり、昨年は、 クレニオセイクラルセラピーの単発講座に参加させていただきました。



今回の勉強会の内容は、 当初はソマティッカルワーカーやインテグレーティブワーカー の方が対象だったのですが、 ファシャワーカーも参加可になりました。たまたまこの日は予定が空いておりまして、すぐに参加のご連絡をいたしました。


ポジショナルリリースとは、簡単に言うと、筋肉の緊張が緩和する姿勢(ポジション)に誘導することにより痛みや筋肉の緊張を解放(リリース)するテクニックです。


ルーツは、オステオパシーのストレイン・カウンターストレインというテクニックですが、ある分野においては、ポジショナルリリースと言われているようです。


両者の違いは若干あるようですが、圧痛点の緊張が改善する楽な姿勢に誘導して、リリースするまで維持するという点は共通のようです。



そういえば、活法にも、 ポジショナルリリースのような技がありますね。たとえば、腰部外側(主に腰方形筋)に圧痛があった場合に、股関節を外転してもらい、圧痛が緩和した場所で、下肢をピョンと引っぱるという技です。残念ながら動画はありません。今度、自分でyoutubeにアップデートしようかしら・・・





まずは、カウンターストレインについての説明とデモ。私は初めてだったので、デモを受けさせていただきました。その時の動画がこちら。


僧帽筋下行部の圧痛が一気に楽になりました。面白いですね~。



その後は二人組に別れて交換セッションを行いました。まずは、全員で分析を行います。小川先生がリードしながら対象筋肉を絞っていきます。



最近は、筋肉の細かいところまで診察をしなくなったこともあるのですが(あえてそのようにしている)、対象筋肉がすぐに出てきませんでした(泣)



小川先生の分析はさすがですね。私もこのようにパッパッと分析できるようになりたいものです。



なかなか対象筋が探せないと、「あまり考えず、パっと思いつく筋肉をあげてごらん」とのアドバイスがありました。意外とその方が合っているとのことでした。



私も施術をするときに、「何となくこの辺が怪しい」とか、「何となく活法のこの技が効果ありそう」いう直感を大事にするようにしています。励みになりました。



私は小川先生と交換セッションを行うことになりました。非常にラッキーです!!



お腹の緊張を緩和していただくようにお願いしました。久しぶりの小川先生の施術です。



小川先生の触察は本当に素晴らしいです。優しいのだけれど力強い。陳腐な表現しかできませんが、安心しておまかせできます。この触れ方は私の目標とするところの一つです。



筋肉だけでなく、内臓の触察までしていただき、しかも 「LRモデル™」 まで体験。



うーむ、すごい・・・



「LRモデル™」 は、オープンパス独自のテクニックで、私も習ったことがないので細かいこは分かりません。機会があれば指導を受けたいですね。



小川先生のブログに少し説明がありました。自分のメモとしても、リンクをしておきます。



今度は私が施術する番です。結果は・・・小川先生のブログから引用。

ちなみに私は、動画に登場される渡邉氏と、この後、交換セッションをしました。


渡邉氏は、ストレイン/カウンターストレインを正式に習ったことはないということでしたが、簡単なレクチャーを受けられた後、私の頸部痛をたちまち解消してしまいました。


凄腕!

ボディワーカー 小川隆之のブログ



小川先生の手助けもあり、対象筋肉も勘に任せたものですが、初めてにしては、まずまずだったのではないでしょうか。



今回の勉強会は、オープンメソッド協会の会員は何と無料でした!!こんなことまで教えていただいて、申し訳ないくらい中身の濃い勉強会でした。



とてもよい刺激になりました。またお邪魔したいと思います。

参考書籍

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心体義塾 2020/2/10

心体義塾について


横浜国際プールで毎週月曜日に開催されている心体義塾に2018年4月から参加しています。


心体義塾とは・・・

~正しい姿勢・呼吸法について学びましょう~

横浜国際プールはりきゅうマッサージ室の室長内田先生自らが講師となって開催する教室です!

東洋医学では病気は気の巡りが滞った時に起こると言われています。気が合う、元気、気分、空気など…、人間は様々な気に囲まれて暮らしています。

正しい姿勢と息遣いを学んで、良い「気」を身に付け、気分の良い、健康的な毎日を過ごしませんか?

引用元:リンク

参考動画

今回の学びと気付き

  • ドローインの落とし穴
  • リウマチ器質とリウマチ気質!?
  • 「三つ子の魂百まで」と呼吸の関係
  • ショートスリーパーは〇〇ができているから睡眠が短くてもOK
  • 「顎が上がり首が短くなると必ず・・・
  • 夜中に足がつる人は〇〇ができていない
  • そもそもあぐらをかいたときに、背骨をまっすぐにできますか?
  • 腹式呼吸と胸式呼吸は〇〇の使い方の差
  • 女性が得意な呼吸はどちら?
  • 無酸素運動と無呼吸運動!?
  • 肺呼吸と細胞呼吸
  • そもそも○呼吸が出来ていないと、腹式呼吸はできない
  • 見た目の良い姿勢と機能的な良い姿勢とのギャップ
  • 息を吸う。気は上がる。でも横隔膜は下がる。
  • 自律神経失調症は、〇〇の機能障害

ワーク


その1

二人組。一人はあぐら。もう一人はあぐらをかいている人の背中に膝をあてて、背骨をまっすぐにする。息の仕方をチェック。


その2


一人は仰向け。一人は寝ている人にお腹周囲に手を当てて、息の仕方をチェック


その3


3人組。その2と同じ。もうひとりは、寝ている人の首を軽く牽引。あごを引くように。



お腹周囲に浮き輪があって、それを膨らませるイメージイメージの仕方はひとそれぞれなので、背中まで膨らめばOK。



私は、お腹を膨らませているつもりが、腹筋に力をいれて、いわゆる、腹を立てた状態になってしまいます。背中の方がなかなか動いてきません。



背中まで膨らますのは、知識としては昔から知っていて、実際に上手にお腹を膨らますことの出来る人のお腹を見たり、触れたりして、これまで実践をしてきたのですが、それでもなかなかできない。



今回の学びで、何となくピンときたものがあったので、 しばらくは腹式呼吸を練習したいと思います。




次回は3週間後。

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