はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。
勉強会
オープンパスメソッド協会の小川先生から勉強会の連絡を頂きました。
内容は、LRモデル・テクニック、ポジショナルリリース、カンターストレインの使って交換セッションを行うとのこと。
私は、 オープンパスメソッド協会 の認定ファシャワーカーです。2013年に認定されました。約1年半を掛けて、130筋以上のバルペーション(触察)トレーニングと筋膜リリースの手技や姿勢分析などを学びました。
この先にはソマティカルワーカーやインテグレーティブワーカーの講座があったのですが、一応私はファシャワーカーで一区切りをつけました。
その後も、オープンパスとはゆるやかに繋がっていて、時々、クライアントモデルとして参加したり、昨年は、 クレニオセイクラルセラピーの単発講座に参加させていただきました。
今回の勉強会の内容は、 当初はソマティッカルワーカーやインテグレーティブワーカー の方が対象だったのですが、 ファシャワーカーも参加可になりました。たまたまこの日は予定が空いておりまして、すぐに参加のご連絡をいたしました。
ポジショナルリリースとは、簡単に言うと、筋肉の緊張が緩和する姿勢(ポジション)に誘導することにより痛みや筋肉の緊張を解放(リリース)するテクニックです。
ルーツは、オステオパシーのストレイン・カウンターストレインというテクニックですが、ある分野においては、ポジショナルリリースと言われているようです。
両者の違いは若干あるようですが、圧痛点の緊張が改善する楽な姿勢に誘導して、リリースするまで維持するという点は共通のようです。
そういえば、活法にも、 ポジショナルリリースのような技がありますね。たとえば、腰部外側(主に腰方形筋)に圧痛があった場合に、股関節を外転してもらい、圧痛が緩和した場所で、下肢をピョンと引っぱるという技です。残念ながら動画はありません。今度、自分でyoutubeにアップデートしようかしら・・・
まずは、カウンターストレインについての説明とデモ。私は初めてだったので、デモを受けさせていただきました。その時の動画がこちら。
僧帽筋下行部の圧痛が一気に楽になりました。面白いですね~。
その後は二人組に別れて交換セッションを行いました。まずは、全員で分析を行います。小川先生がリードしながら対象筋肉を絞っていきます。
最近は、筋肉の細かいところまで診察をしなくなったこともあるのですが(あえてそのようにしている)、対象筋肉がすぐに出てきませんでした(泣)
小川先生の分析はさすがですね。私もこのようにパッパッと分析できるようになりたいものです。
なかなか対象筋が探せないと、「あまり考えず、パっと思いつく筋肉をあげてごらん」とのアドバイスがありました。意外とその方が合っているとのことでした。
私も施術をするときに、「何となくこの辺が怪しい」とか、「何となく活法のこの技が効果ありそう」いう直感を大事にするようにしています。励みになりました。
私は小川先生と交換セッションを行うことになりました。非常にラッキーです!!
お腹の緊張を緩和していただくようにお願いしました。久しぶりの小川先生の施術です。
小川先生の触察は本当に素晴らしいです。優しいのだけれど力強い。陳腐な表現しかできませんが、安心しておまかせできます。この触れ方は私の目標とするところの一つです。
筋肉だけでなく、内臓の触察までしていただき、しかも 「LRモデル™」 まで体験。
うーむ、すごい・・・
「LRモデル™」 は、オープンパス独自のテクニックで、私も習ったことがないので細かいこは分かりません。機会があれば指導を受けたいですね。
小川先生のブログに少し説明がありました。自分のメモとしても、リンクをしておきます。
今度は私が施術する番です。結果は・・・小川先生のブログから引用。
ちなみに私は、動画に登場される渡邉氏と、この後、交換セッションをしました。
渡邉氏は、ストレイン/カウンターストレインを正式に習ったことはないということでしたが、簡単なレクチャーを受けられた後、私の頸部痛をたちまち解消してしまいました。
凄腕!
ボディワーカー 小川隆之のブログ
小川先生の手助けもあり、対象筋肉も勘に任せたものですが、初めてにしては、まずまずだったのではないでしょうか。
今回の勉強会は、オープンメソッド協会の会員は何と無料でした!!こんなことまで教えていただいて、申し訳ないくらい中身の濃い勉強会でした。
とてもよい刺激になりました。またお邪魔したいと思います。
参考書籍
リンク